金沢大学・福井県立病院・福井県小児療育センターでの臨床研究を開業後も継続しています。24年間全体のデータはまだまとめておりませんが、2008.4~2019.4の12年間(金沢大学 谷内江教授在任期間)だけでも誌上発表47本、学会発表115本ありました。この研究を支えたのが、24年間で5000名に達したデータベースです。発達を研究するには、1人1人の児童を小さい時から経過を追い、それをきちんと記載することで第一歩です。
当院の発達障害の診断はかなり精密で、ほぼ3年ごとに再診断(再評価)していますので、幼児期から青年期まで10数年の経過観察のデータがぎっしり詰まった5000名の神経発達症のデータベースは、人の動きが激しい都会ではまず作れない、全国にもほとんど例がないのではない貴重なデータであると自負しています。5,000名の中に、きょうだい例が915名、430家系、うち3人以上受診された家族数47件に達しています。