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ディスレクシア(読み書きが困難な児童)への
診断・支援・研究

デイジー教室風景

診療時間

午前
午後

午前 9:00-12:00

午後 15:00-18:00

土曜日の診察は、
午前 9:00-12:30
午後 14:30-17:00

休診日 日曜・祝日

※小児科外来の診療時間については
 Webにてご確認下さい。

  • JR福井駅から車で10分
  • 北陸自動車道
    福井北インターから車で10分

開設以来25年以上にわたり、学習の困難さをもつ子どもたちの診療と支援を積み重ねてきました。
デイジー教室と臨床研究は、こうした日常臨床の経験の延長線上にある取り組みです。

診断
読み書きのつまずきを多面的に評価し、
背景にある認知特性を明らかにします。
支援
ICTや音声、タイピングなどを活用し、
特性に合わせた具体的な学び方を提案します。
研究
日常診療と支援の実践を臨床研究として検証し、
よりよい支援モデルの構築を目指します。

デイジー教室は、ディスレクシアをはじめとする学習に困難のある子どもが、負担を減らしながら学べる環境を提供する学習支援プログラムです。
ICTや独自教材を活用し、「教え込む」ことよりも自分に合った学び方を見つけることを大切にしています。
安心して集中できる環境の中で、読む・書く・理解する経験を積み重ね、長期的な学習力の育成を目指しています。

( DAISY ROOM )

01デイジー教室紹介

デイジー読解教室

読解教室(土曜日)

開催日 毎週土曜日
※第5週は原則お休みです(詳細はカレンダーをご確認ください)
時間 ・9:30~10:30
・11:00~12:00
・13:30~14:30
・15:00~16:00
場所 円山事業所 はぐくみ 2階 (福井市南四ツ居町3-5)
月謝 5,500円/月(2回分) ※原則 月2回
教材費 2,000円/約半年に1回程度

読解教室(水曜日)

開催日 第2・4水曜日
※第5週は原則お休みです(詳細はカレンダーをご確認ください)
時間 16:45~17:45
場所 平谷こども発達クリニック 3階「カメの部屋」
月謝 5,500円/月(2回分) ※原則 月2回
教材費 2,000円/約半年に1回程度
※カレンダーをクリックするとPDFが開きます。

デイジー英語教室

カタカナ英語を 「用いる」 意味

英語学習につまずく子どもの中には、努力や意欲の問題ではなく、音と文字の処理特性が背景にある場合があります。
英語圏のディスレクシア研究では、音素レベルでの音韻意識の明示的なトレーニングが読み書き習得に重要であることが示されています。
デイジー英語教室では、日本語母語話者に合わせて再設計したフォニックスを用い、カタカナ表記やローマ字知識を手がかりとして英語の音と綴りの対応を整理します。
ここで用いる「カタカナ英語」は、英語らしい発音を否定するものではありません。
まずは理解し使えることを優先し、本人が必要と感じた段階で徐々に英語らしい発音へ移行していきます。

脚注(研究者向け)
※ 本取り組みでは、日本語母語話者に特有の音韻処理特性を踏まえ、英語音素の明示化、カタカナ転写や指文 字化を補助的に用いた日本語話者向けに再設計したフォニックス的アプローチを採用している。 英語圏における ディスレクシア研究で強調されている音素レベルでの音韻意識訓練の知見を、 日本語話者の認知特性に即して臨 床的に応用した実践である。

参考資料:
デイジー英語教室での具体的な支援内容や、
当クリニックの臨床研究について詳しくはこちらをご覧ください。
詳細を見る
01

日本語話者向けに最適化したフォニックス(音素レベルの英語音を、日本語話者が区別しやすい切り方で教える)

02

ローマ字知識やカタカナ表記をてこに音・綴りの対応を整理して与える。
つまり「英語の音韻構造」を日本語脳に翻訳してあげるやり方。

03

英語の読み書き習得には、音韻意識(特に音素レベル)の明示的なトレーニングが決定的に重要だ、と英語圏ディスレクシア研究は強調。

04

しかし日本の通常授業では、その音素レベルの扱いが曖昧なまま「書け」「覚えろ」と進むことが多い。

05

ディスレクシア児はそこで完全に置き去りになる。

日本語話者向けに再設計したフォニックス・指文字化・カタカナ転写は、英語の音形を「見える化」してワーキングメモリ負荷を減らし、音韻対応のルールを安定させる補助具になり得る。

独自のローマ字

杉江式ではローマ字は色付き文字と分けて、黒文字で表している。
ローマ字は合計173個あり、その内ヘボン式のローマ字と被るところがあり、杉江式だけでは100個ほど。
※杉江式英語フリガナバイパス法ローマ字の一部を抜粋

独自の色付き文字

※色付き文字のルールは合計で37個ある。

英語教室(土曜日)

開催日 月2回 土曜日 ※詳細はカレンダーをご確認ください
時間 ・13:30~14:30
・15:00~16:00
場所 円山事業所 はぐくみ 2階 (福井市南四ツ居町3-5)
月謝 7,000円/月(2回分) ※原則 月2回

作文教室(土曜日)

開催日 月2回 土曜日
※英語教室開催日に実施(詳細はカレンダーをご確認ください)
時間 10:30~12:00
場所 円山事業所 はぐくみ 2階 (福井市南四ツ居町3-5)
月謝 4,500円/月(1回分)
※カレンダーをクリックするとPDFが開きます。

当法人では、デイジー教室以外でも
ディスレクシアの支援を実践しています

  • クリニックの言語個別指導による読み書き支援詳細を見る
  • 社(やしろ)事業所放課後等デイサービスを利用したICT支援詳細を見る
  • 大野市くれよん教室での放課後等デイサービスを利用したICT支援詳細を見る
( CLINICAL RESEARCH )

02平谷こども発達クリニックにおける
ディスレクシアの臨床研究

診療と支援の積み重ねを、 知見として社会に還元する

当クリニックでは、日常診療と支援の中で得られた知見を臨床研究として蓄積しています。
ディスレクシアはADHD・ASD・発達性協調運動障害などを併存することが多く、読み書きの困難さだけでなく発達全体の視点から理解することが重要です。
また、幼児期からみられる早期サインを重視し、早期発見・早期支援のあり方についても検討しています。
私たちは、研究のための研究ではなく、目の前の子どもたちの理解と支援の質を高めるために
臨床研究を行っています。

平谷こども発達クリニックにおける
ディスレクシア臨床研究の主なテーマ

  • ディスレクシア児における読み・書き困難の認知特性とその多様性
  • ADHD・ASD・発達性協調運動障害など併存症を含めた臨床像の検討
  • 幼児期から学童期にかけての早期サインと経過の分析 (早期発見・早期支援)
  • ディスレクシア児の英語学習の課題
  • ICT や音声活用を含む支援方法の有効性に関する検討
  • 日常臨床に即した評価法・支援モデルの構築
  • 学齢期以降の学習・心理的適応に関する臨床的経過
  • 算数障害と書字障害への取り組み
  • その他、ディスクレシアに関わるもの

当クリニック主催のセミナーと
シンポジウムの記録
①②はこれからも長期間継続する
予定です

  • 1日本LD学会での連続12回のDDに関する平谷こども発達クリニックにおける
    DDの診断と支援第1回(2014年、第23回大会)~第12回(2025年、第35回大会)
  • 2ディスレクシアセミナー in Fukui 第1回(2018年度)~第7回(2024年度)

ディスレクシアセミナー in Fukui の記録(文字データ)

これまでの主な研究成果

共同研究のご案内

当クリニックでは、全国の大学・研究機関との共同研究を推進しています。
2001年4月から2025年3月までに、約5,000例の神経発達症児が受診し、そのうち約950例がディスレクシアと診断されています。
これらの臨床データは適切に管理されたデータベースとして蓄積され、研究資源として活用されています。
共同研究のご相談には積極的に対応しております。
本共同研究は倫理審査および個人情報保護に配慮して実施します。

ご関心のある研究者の方は、
お問い合わせフォームより
ご連絡ください。

( UNTIL OPENING )

03デイジー教室開設までの経緯

平谷こども発達クリニックでは、開設以来約30年にわたり、不器用さや発達特性をもつ子どもへの
スポーツ・遊び・学習支援に取り組んできました。
こうした臨床と支援の積み重ねの中で、学習の困難さにより専門的に対応する必要性が明確になり、学習支援室での実践を基盤として、ICTを取り入れたデイジー教室が誕生しました。
これまでの取り組みの具体的な経過については、以下の「学習支援室の歩み」にまとめています。

平谷こども発達クリニック学習支援室の歩み

  • 1)不器用な子どものためのスポーツ遊びの教室
    (平成5年6月隔週土曜。療育センター)
  • 2)嶺南スポーツ教室 (①の嶺南支部:H11年開設)
    (嶺南教育センター堅田先生と協力。独自発展)
  • 3)はぐくみ療育教室開設 (平成9年8月~20年)
    スポーツ教室+学習塾(16時~20時開催
    保護者がグループ→LD親の会・アスペの会発足
    クリニックスタッフ派遣・・建物老朽化H20年閉鎖
  • 4)クリニック内での学習支援の変遷
    ①作文教室開催(いろいろ工夫したが、長続き困難
    ②学研学習教室開催(大手学習塾との連携に期待。2年で閉鎖)
    ③津田節子先生の支援で学習教室開催(2年で閉鎖:目的が曖昧)
    ④2017.6より現学習支援室開催(竹内・政井先生) 

上記の事業は発展的に
下記の事業に移行しています。

  • はぐくみフットサルクラブ
  • アート教室
  • 感覚統合訓練(日曜日)
  • デイジー教室
  • 学習支援室

デイジー教室開設に至るまでの経緯